新庄地図道楽
地図記号わかりますか?
地図記号は、軍事機密として地図に他国に分からない印を付けたのが始まりで、終戦後は機密とする必要がなくなり、広く知られるようになったといわれています。
近年はインターネットやカーナビゲーションなどで地図が容易に検索できるようになり、無意識のうちに地図を生活の一部として利用するようになっています。また、施設やコンビニなどがマークで表示されるなど、視覚的に認識できる便利な地図になってきています。
こうして利用されている地図の原本となっているのは国土地理院のデジタル数値地図(1/25,000地形図)で、販売各社がより使い勝手のよい情報を加えて提供しているようです。
現代は地図記号を知らなくても不便のない時代ですが、地図記号を知っていれば地図を読む楽しさも味わえることと思います。
地図記号には古くに定められたもの、時代に合わせて追加されたもの、全部で161種類が定められています。
地図記号は、地図の縮尺によって、表示寸法(線の長さや全体の大きさ)も決まっているんですよ。