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●太陽光 電力 |
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太陽光発電は最も身近になった再生可能エネルギーです。山形県は2013年村山市でメガソーラの稼働を始めました。村山、最上地域は年間日照時間が約1,300時間と全国平均1,900時間より少ないですが、民間住宅での導入も含め普及しつつあります。 |
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●風力 電力 |
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風車発電は効率的にエネルギー変換できるものの建設費が高価で工事期間も長く必要といわれています。風力発電の目安は年間平均風速6m/秒。最上地域は約2.5m/秒で山が多いためか風向が変化しやすく、山の高所などが適地となるでしょう。 |
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●波力 電力 |
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海上で波の上下運動で発電するタイプ、防波堤に水車を設置して潮の満ち引きの水の力で発電するタイプがあるようです。山形県でも酒田港や由良沖で実証実験が行われており、今後の進化に期待したい永久エネルギー発電システムです。 |
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●中・小水力 電力 |
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発電力規模で中水力・小水力・マイクロ発電と区分され、河川・ダム・水路など水車が回転する流水があれば発電が可能です。水利権や流下ゴミ・雪などの課題はありますが、最上地域は流路も多く、小水力発電の適地も多く存在すると思われます。 |
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●太陽熱 給湯・冷暖房熱 |
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太陽集熱器で水や不凍液や空気を暖め、直接給湯に利用したり熱交換で冷暖房に利用します。お湯で冷房?と疑問でしたが、熱交換技術で実現化されています。積雪地では冬期の効果が期待できないのが残念ですが、冷熱を暖気に変える技術開発を期待します。 |
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●温泉熱・地熱 電力・温熱 |
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マグマ地熱や温泉蒸気で発電、発電後の蒸気や熱水を給湯や暖房の温熱に利用します。安定供給可能といわれますが、資源は国立公園や温泉地に多く採掘の課題もあるようです。山形県、特に最上地域は温泉が多く、実現が期待されます。 |
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●地中熱・地下水熱 冷暖房熱 |
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年間を通して安定的な地中10〜15mの地熱で冷暖房を行います。熱交換のヒートポンプ運転には電気を利用します。雪国の暖房には熱量不足といわれますが省エネ効果は期待できます。また、雪国では早くから歩道などに無散水消雪として利用されています。 |
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●温度差熱 冷暖房熱 |
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地中熱同様地下水・河川や水路水・下水などの温度を利用して冷暖房します。熱交換のヒートポンプ運転には電気を利用します。冬に水の冷たい雪国での暖房は不向きでしょうが、冷房には使えそうです。融雪や温室栽培の利用も可能かもしれません。 |
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●雪氷熱 冷熱 |
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冬に雪や氷を保存して冷房や農産物貯蔵などに利用します。雪国のデメリットの雪が地域資源です。舟形町では1988年から実用化の実績があり、新庄市にも雪むろ倉庫があります。貯蔵農産物は旨味が増すといわれます。家庭への利用技術開発が期待されます。 |
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●木質バイオマス 電力・温熱 |
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間伐材や木質廃材をボイラー燃料として発電し、発電に使用した温熱を暖房に供給します。燃料の安定供給が可能かなどの課題もあります。伐採・植林・育林で里山再生の期待もあります。2014年最上地域の真室川町施設に導入されました。 |
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●廃棄物バイオマス 電力・温熱 |
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家畜排泄物・食品廃棄物・家庭生ゴミなど発酵させたメタンガスをガスタービンで、紙くず・廃材などは燃焼して蒸気タービンで発電します。ガスタービン式は電力と温水が供給でき発酵後の廃棄物は炭化・乾燥して肥料として還元できるようです。 |
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●天然ガス 電力・温熱 |
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天然ガスを燃料としてタービンを回し、電力と温水を供給します。山形県に大規模ガス田はなく、新潟県からのパイプライン供給に頼っています。最上地域では鮭川村・戸沢村で天然ガスの家庭利用がありますが、極小範囲に限られたものです。 |
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※上記説明画像には以下のサイトの画像も使用させて頂きました。 より詳しく知りたい方はアクセスを! |
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太陽光・風力・太陽熱・温泉熱・地中熱・雪氷熱・木質バイオマス・廃棄物バイオマスの事例画像
→出典: 資源エネルギー庁ホームページ 再生可能エネルギーを知る・学ぶ →再生可能エネルギーの特徴・事例
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天然ガスの事例画像
→出典: 豊富町ホームページ 商工観光課(鉱山保安係)のページ →天然ガスコージェネレーションシステムが完成
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